愛知を拠点に設計を行う服部信康さん(1964年~)を特集する。服部さんは「自分には特定のスタイルがあるわけではなく、建主の希望に寄り添うようにしている」と語る。その言葉の通り、一人の設計者とは思えないほどの建築の幅があり、それぞれに個性が感じられる。だがそれは単に表現の豊富さだけではない。住まい手が違えば暮らしも変わる。敷地も一つとして同じではない。その多様なひと、暮らしと一体となったかたちが住まいに現われている。本特集では、服部さんの独立初期から近年の住まいを紹介し、その設計思考を紐解く。
特集詳細はこちらトップページ写真=笹倉洋平、八坂麻里子、吉原写真館
お知らせ
住宅建築講演会
次号予告
『住宅建築』2026年2月号 No.515|12月18日発売
〈特集〉自然・人・空間を結ぶ技
2m26/Mélanie Heresbach, Sébastien Renauld
「2m26 Atelier」
杣耕社/山本耕平
「岡山の茶室」「ジョン邸」大工技術学校
池辺工務店/池辺清一「みなべの家」
望月工務店/望月成高「星野神社 覆殿」「不惑の一棟」
〈特別記事〉岡文右衛門 作品2題
「自邸」「須崎市M邸」
〈シリーズ〉
森と人と建築と 第26回
コスタリカ 環境と共棲する建築思想の現在地 Ⅱ
祈りの場 弔いの場 第4回
鬼頭梓「グロリア・チャペル」
建築家の思考と実践を実測図で解く第3回
桂離宮 月の光
〈連載〉
次代の建築家 第22回

