
建主自身が施工に参加する。年月をかけて少しずつ家に手を入れる。そのために改変しやすい骨格と間取りにしておく。家は小さく建てて、周囲に庭や畑をつくり花や野菜を育てる。こうした家づくりは家の「竣工」「完成」は曖昧で、設計者・施工者の手を離れてからも、住まい手の日常と密接に結びつきながら、家族の変化とともに、家も変化し、育まれてゆく。近年では職人不足や建築費の上昇、建物の高性能化が進むが、住まい手が積極的に関わる家づくりによって、コストや性能の高さに関わらず、家は豊かなものになり得る。設計者、施工者、建主誰もが無理せず楽しく仕事ができ、生き生きと暮らせる家づくりがあるはずだ
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トップページ写真=笹倉洋平、中村晃、八坂麻里子
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『住宅建築』2025年12月号 No.514|10月19日発売
〈特集〉服部信康 暮らしのかたちを紡ぐ
長浦の家/豊田の家/武農の家/多治見の家/瀬戸の家/豊橋の家
〈特別記事〉久保敦史建築設計事務所
千秋の家/二俣川の家
〈シリーズ〉祈りの場 弔いの場 第3回
アントニン・レーモンドの教会建築 その2
〈連載〉
和の世界の空間探求 第8回
手描き図面に込めた想い 第25回
鬼頭梓の建築 最終回