
【最新号】住宅建築 2023 年2月号「極小空間の醍醐味」「うなぎ漁師・建築家 髙原次郎兵衛正伸」
『住宅建築』 2022年2月号No.497号 12月19日発売
[特集]
極小空間の醍醐味
小さな家の思想 文=松﨑照明
「樹上の待庵」「組み立て茶室」 すわ製作所/眞田大輔
「勝福寺正庵」 大角雄三設計室
「SEA SCAPE CABIN」トシプランニング/渡邊俊雄
「Sauna Hütte」うがつ/藤木慶一
「KOYA」環境デザインワークス/清水裕且
「BARN 8」吉本剛建築研究室
展覧会レポート「ジャン・プルーヴェ展―椅子から建築まで」山名善之
[特集]
うなぎ漁師・建築家 髙原次郎兵衛正伸
「54帖の中庭」「Kagiyama gallery bar」
[特別記事]
生き続けるレーモンドの学び舎
香里ヌヴェール学院とノートルダム清心女子大学
寄稿・松隈洋/田村かすみ/玄田悠大/上田恭嗣
[連載]
次代の建築家 第7回
「Yamanone no ie」FUDO /三輪直樹
手描き図面に込めた想い 第12回
林雅子の建築 その6「段床の家」 監修・文=白井克典
[特集1] 極小空間の醍醐味 [特集2]うなぎ漁師・建築家 髙原次郎兵衛正伸
[特集1]極小空間の醍醐味
DIYで小さな家を建てたり、書斎として小屋を設けたり、在宅ワークや移住など暮らし方の変化に伴って、「小さな空間」への注目が高まっている。行者の庵や鴨長明の方丈庵、茶室など歴史的にも重要な役割を果たしてきた小さな建築。コルビュジエの「カップ・マルタンの休暇小屋」をはじめ、これまでの建築家たちも極小の空間に取り組んできた。設計者・つくり手の創意工夫が凝縮され、自然の要素を取り込んだ豊かな極小空間7題を紹介する。
[特集2]うなぎ漁師・建築家 髙原次郎兵衛正伸
建築家として、うなぎ漁師として活動する髙原さん。設計活動を続けるなかで自分で施工してみなければ得られないものがあると、約10年前から自邸「54帖の中庭」の自力建設を始めた。目の前の湖でうなぎ漁もスタートし、うなぎを捌く場としてうなぎ棟をつくった。これまでに小屋7棟が完成し、生活と密接に関わりながら家は変化を続けている。自分で手を動かし、使えるものはとことん使い切るという髙原さんの信念と生活は、現代の建築、社会に大きな刺激を与えるだろう。「54帖の中庭」、移動式の数寄屋建築「Kagiyama gallery bar」を紹介する。
お知らせ
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次号予告
住宅建築
No.498 2023 年 4 月号
2023 年 2 月 17 日発売
[特集1]
水廻りのしつらえ
⾚座建築デザイン事務所/赤座伸武
アンドウ・アトリエ/安藤和浩+田野恵利
石村大輔+根市拓
伊藤寛アトリエ
木村松本建築設計事務所/木村吉成+松本尚子
里山建築研究所/安藤邦廣
丸山弾-スタジオ
[特別記事]
地域と建築 奈良県奈良市
「柳生の家」一見設計工房/一見直人
吉村順三の小さな山荘
「旧村田別邸」
[連載] INTERIOR 第28回