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[シリーズ]地域と建築 第4回 岡山県岡山市 『住宅建築』2023年6月号 No.499

岡山市内の小高い丘の中腹に建つ「妙見荘」。茶の湯に造詣が深い夫婦のための住まいと4つの茶室が設けられています。地域の古い町家や農家を参考にして地元の材料や職人とともに建てる民家建築と、材料を一つ一つ吟味し、過去に敬意を払いながらつくり手の新しい創造力が発揮される数寄屋建築。その二つが重なり響きあうようにして建っています。若い20代のつくり手を中心に70代の棟梁、若い設計スタッフや自身にとっても学びの多い仕事だったと語る設計者の大角雄三さん。庭や周囲の自然、風景に溶け込み一体となった空間がつくりだされています。(写真=畑亮)

民家と4つの茶室が重なり響きあう山居
妙見荘 設計=大角雄三設計室

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