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[シリーズ]地域と建築 第3回 奈良県奈良市 『住宅建築』No.498 2023年4月号

奈良県・柳生町、柳生家の家老を務めた小山田家の分家、築150年の家老屋敷。7年前に依頼を受け、長屋門と主屋の一部が改修され(2019年8月号掲載)、今回、主屋の食堂と奥の間の改修が行われた。前回に引き続き、奈良を拠点に設計活動を行う一見直人さんと棟梁の高橋正和さんが改修を手がけた。奈良の職人や作家をはじめ、さまざまなつくり手が集結し、大きなテーブルを囲む食堂と、既存の石垣と苔庭を眺めながらゆったりと寛げる奥の間へと再生された。150年の歴史を伝え、住まい手やその家族、友人たちが集う開かれた場がつくり出されている。(写真=白谷賢)

150年の時空を未来へ繋ぎ人びとの集まる場へ
柳生の家 設計=一見直人設計工房/一見直人

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