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『住宅建築』2025年12月号 No.514

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『住宅建築』2025 年 12月号 No.514
10 月 18 日発売/2,860円 (本体:2,600 円 + 税)

特集 服部信康 暮らしのかたちを紡ぐ

 愛知を拠点に設計を行う服部信康さん(1964年~)を特集する。服部さんは「自分には特定のスタイルがあるわけではなく、建主の希望に寄り添うようにしている」と語る。その言葉の通り、一人の設計者とは思えないほどの建築の幅があり、それぞれに個性が感じられる。だがそれは単に表現の豊富さだけではない。住まい手が違えば暮らしも変わる。敷地も一つとして同じではない。その多様なひと、暮らしと一体となったかたちが住まいに現われている。本特集では、服部さんの独立初期から近年の住まいを紹介し、その設計思考を紐解く。

インタビュー
住まい手にとっての幸せのかたちを追求する 
服部信康

作品6題 設計=服部信康建築設計事務所
変形地を活かすかたち
Chocolate Cornet

格子で内外を程よく繋ぐ
長浦の家

対談
小さくても気持ちよく暮らせる家
服部信康×「長浦の家」建主Mさん

〈奥〉を感じる住まい
切妻の舎

庭とともに育まれる24角形の住まい
樽板の家

2つの軸線で解く
五位塚の舎

大屋根の下に小さな工夫を重ねる
馬小屋と橙の納屋

 

特別記事 久保敦史建築設計事務所
     造作がつくる生活の居場所

作品2題 設計=久保敦史建築設計事務所
明暗をもつ矩折り土間の家
千秋の家

窓辺に住まう
二俣川の家

 

シリーズ
森と人と建築と 第25回
コスタリカ 環境と共棲する建築思想の現在地 Ⅰ

風と光の建築術
Studio Saxeが描く動的自然との共棲
企画・監修=落合俊也

祈りの場 弔いの場 第3回
カトリック新発田教会
設計=アントニン・レーモンド  文=村上晶子

研究室からフィールドへ 第53回
加子母木匠塾 2025
金沢工業大学/京都大学/京都工芸繊維大学/京都芸術大学/滋賀県立大学/東洋大学/名城大学/立命館大学

 

連載
和の世界の空間探求 第8回
始原の和から現代へ
企画・監修=服部岑生

INTERIOR -Connecting People- 第40回
The Erwitt House MIKI TAKASHIMA

手描き図面に込めた想い 第25回
鬼頭梓の建築 その7 最終回
東北大学附属図書館
監修・文・写真=松隈洋

書評
『柿沼守利作品集 Schri Kakinuma(柿沼守利 著、建築資料研究社)
評者=井上洋介

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