[特集]創造する緑──西口賢・岩間昭憲の仕事『住宅建築』No.484 2020年12月号
愛知を拠点に活動する建築家の西口賢さんと岩間昭憲さん。地元の石を使い、庭と建築が一体となった空間が特徴的です。共同で設計活動を続けたのち、現在はそれぞれで設計活動をされています。古来から続いてきた、日本人の自然と共存する暮らしに目を向けながら、現代の技術を適材適所に取り入れ、職人の技を活かした住まいは、懐かしさと新しさを感じさせます。作庭家や構造家、職人とどのようなやりとりをして住まいがつくられていくのか。施工のプロセスも含めて紹介します。
(このページの写真すべて=笹倉洋平)
自然と合一した空間を目指して 文=西口賢
自然・建築・人間が調和する環境 文=岩間昭憲
境界のない庭 文=西村直樹
宇寿石の「大地」に欅の大黒柱が根差した住まい
「大地の家」 設計=西口賢建築設計事務所
洞窟のような「原始的空間」の住まい
「光洞の家」 設計=西口賢建築設計事務所、岩間建築設計事務所/岩間昭憲
真壁工法の「透ける民家」
「寺部の家」 設計=西口賢建築設計事務所、岩間建築設計事務所/岩間昭憲
自然の力を活かした現代の竪穴式住居
「薬師田の住居」 設計=岩間建築設計事務所/岩間昭憲
外でありながら内のような空間 文=竹原義二