【シリーズ】祈りの場 弔いの場 益子義弘「金山町火葬場」
山形県最上郡金山町。秋田との県境に位置し、雪深い森の中に「金山町火葬場」はある。建築家・益子義弘によって設計され、室内には山本正道による小さな彫刻が各所に置かれている。竣工から30年が経ち、今もなお金山町に住む人々の故人を悼む場所として使われている。
本シリーズではその建設の過程を益子氏自身に振り返ってもらい、当時描かれたスケッチや模型なども掲載した。そして益子氏に師事した堀部安嗣による寄稿文も収録。堀部氏曰く、師は設計の始まりに抽象的な模型をつくるという。師の傍らに居て、その思考の過程を見てきたという堀部氏の、建設の過程における困難さのうえに生まれる、祈りと弔いの場を紐解いてもらった。(このページの写真=畑拓)
金山町火葬場——杉の森に送る
益子義弘

祈りと弔いの場所つくりをめぐって
堀部安嗣
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