[シリーズ]登録有形文化財のこれから 第3回 縁側カフェ 昭和の家

東京都足立区に残る昭和の家を取り上げます。建主の平田氏は工場を経営していたことから、大勢の人が集まる場として30畳もの広間が設けられ、打ち合わせスペースとして洋館もつくられました。広間に面して長い縁側があり、当時の職人の力量を感じさせる細やかな意匠が随所に見られます。現在は縁側と広間を用いたカフェや撮影スペースとして使用されており、縁側から庭を眺め、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

縁側カフェ 昭和の家

昭和の面影を残す平田邸 文=田村公一