[特別記事]バワ建築の源泉を探る旅 その2 企画・監修=和田彬代・木下光
スリランカを代表する建築家ジェフリー・バワが建築を志すようになった当初、バワは自身のスリランカ、つまりアジアの経歴を嫌っていたという。しかしさまざまなつくり手との出会いや、スリランカの伝統的な住まい・文化への理解を深めるうち、土地に根差した建築のあり方を重視するようになり自身の建築に生かされていった。2020年6月号に続き2回目となる今回は、バワの自邸「No.11」から、古代建築と現代建築を繋ぐバワ建築の魅力を探る。
No.11(バワ自邸) 文=和田彬代・木下光
写真=DOMINIC SANSONI, SEBASTIAN POSINGIS