【シリーズ】森と人と建築と 第25回 コスタリカ 環境と共棲する建築思想の現在地 Ⅰ

シリーズ「森と人と建築と」。今回は中米の小国、コスタリカを取り上げる。自然環境への関心が高いコスタリカは国土のおよそ4分の1が自然保護区に指定され、再生可能エネルギーによる電力供給率はほぼ100%に迫るという。その関心は建築へもおよび、環境との共棲をめざす建築を志向する動きが多くみられる。本シリーズでは3回にわたり、コスタリカを代表する3人の環境建築家を紹介する。初回となる今回は、自然と建築の境界を曖昧にし、軽やかな建築を手がけるStudio Saxeを紹介する。(上記写真撮影=Alvaro Fonseca、写真提供=Studio Saxe)
風と光の建築術
Studio Saxeが描く動的自然との共棲
企画・監修・文=落合俊也