[特集]交錯する大地と住まい『住宅建築』No.485 2021年2月号
コロナ禍や⼈⼝減少の時代を迎え、地⽅移住への関心が高まっている。どこで暮らすか、どんな暮らしをしたいかを改めて考えるなかで、ゆったりとした環境でのびのびと暮らすことができる住まいが⾒直されるようになってきた。今回の特集では、「交錯する大地と住まい」と題して、平屋を中心とした9軒の住まいを紹介する。低く落ち着きある佇まいは周囲の環境に馴染み、⼈と庭、人と人の関係を近づける。そうした住まいは、長い年月を経てその⼟地の⾵景となる。
木と石、コンクリートが創り出すのびやかな平屋
「船橋 梨園の家」 設計=井上洋介建築研究所
既存の蔵と庭を活かし、歴史ある街並みに溶け込む住まい
「高梁の家」 設計=バウムスタイルアーキテクト/藤原昌彦
光と風をとり込む二段屋根の住まい
「青谷の家」 設計=L.V.M.計画一級建築士事務所/井上昌彦
庭と緩やかに繋がる アトリエのある住まい
「町保の家」 設計=前原香介建築設計事務所
大きな月見台が内外を結ぶ
「ピアノ教室のある家」 設計=奥野崇建築設計事務所
緑の丘に建つギャラリーのある住まい
「七井の家」 設計=田中敏溥建築設計事務所
千曲川の桜並木をとり込む
「佐久穂の家」 設計=田中敏溥建築設計事務所、水澤悟建築設計事務所
二世代の庭を住まいが繋ぐ
「奈古谷の家」 設計=堀部安嗣建築設計事務所
木立の中に佇む六角屋根の住まい
「避暑地の家」 設計=堀部安嗣建築設計事務所