[特集]地形を編む 『住宅建築』No.490 2021年12月号
傾斜地や高低差のある敷地など、変形地に建つ住宅を紹介します。平坦でない地形を、難点ではなく、魅力としてどのように生かし、かたちにするか。設計者の腕の見せどころでもあり、造園家をはじめ職人との協働によってその可能性は拡がります。地形に寄り添うように建つ住まいは、土地に馴染み、地域の新しい風景となっています。(写真=笹倉洋平)
地形と響き合う軸庭と住まい
yo house 設計=倉橋友行建築設計室
連なりとしての建築 文=倉橋友行
暮しの風景を受け継ぐ住まい
hoi house 設計=倉橋友行建築設計室
緑豊かな住宅地に建つスキップフロアの住まい
多治見の住居 設計=ほとり建築事務所/加賀隆徳+小川国寿
ひな壇状の地勢と里山風景を生かす軒下空間
h25a 設計=アオイデザイン/青山茂生+隅谷維子
丘の南北を繋ぎ、地形を取り込む
Sou 設計=atelier thu/坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史
屋根と大地が繋がる住まい
大屋根の棲家 設計=松山建築設計室/松山将勝
自然と一体化した新たな山の風景をつくる
石積み壁の家 設計=横内敏人建築設計事務所