【特集】軽井沢の別荘文化 第2章:軽井沢別荘地の歩み
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第2章 軽井沢別荘地の歩み
軽井沢は夏涼しく、豊かで美しい自然が外国人宣教師によって見出され、やがて避暑地として栄えていった。異国情緒のある町並みや社交文化は宣教師らによってもたらされたものだといわれている。軽井沢が別荘地として発展していくその歩みを建築史家・内田青蔵氏に、軽井沢がなぜ避暑地として発展したのかを、自らも軽井沢にお住まいの筑波大学の花里俊廣氏に考察していただいた。また、軽井沢の地で多くの別荘建築を手がけたヴォーリズの、現在でも遺る2つの別荘建築を取り上げる。(写真=山田新治郎)
軽井沢開発と別荘建築
内田青蔵
W・M・ヴォーリズが遺した別荘建築としての原点
ヴォーリズ山荘
設計=W・M・ヴォ―リズ
質素と倹約の精神を宿す山荘建築
亜武巣山荘
設計=W・M・ヴォ―リズ
軽井沢を避暑地に変えたものは何か
花里俊廣