[特集]田中敏溥の仕事——コミュニティを育む家づくり 『住宅建築』No.481 2020年6月号

町並みや環境、その地域で暮らす人同士のコミュニティを大切にしながら住宅設計を行う田中敏溥さん。田中さんが各地で手掛けた住まいは、田園の風景や緑豊かな環境、静かな住宅街のなかに馴染み、地域との繋がりを生み出す細やかな工夫がされています。
「爽やかで穏やかな繋がりを感じられる町をつくってゆきたい」。と田中さんは綴っています。そうしたゆるやかなコミュニティを育む家づくりこそ、これからの地域や都市に必要とされることではないでしょうか。

「小さな町」……ある日の夢 文・スケッチ=田中敏溥

北窓から季節折々の景色を楽しむ
村上の家 設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

写真=垂見孔士

道路側に連なる薪棚が穏やかに境界をつくる
北国分の家 設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

写真=垂見孔士

瀬戸内海の風を感じる住まい
岡山の家 設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

自由度の高いトンネル
秋田の町屋 設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

傾斜地に建つ借景の住まい
鎌倉山の家 設計=田中敏溥建築設計事務所

写真=垂見孔士

写真=垂見孔士

本体2,400円+税 購入はこちらから

No.483『住宅建築』 2020 年10月号

[特集]住まいのディテール
 ディテールの原点は、風雨から建築を守り、住まい手が使いやすいような工夫をすること、つまり技術だが、それを美しく見せることも、建築が使い手に長く愛され住まい続けられていくための、ある種の技術とも言えるだろう。また、詳細図は住まいを職人と共につくりあげていくための重要な伝達手段でもある。
 住まいのどの部分をとくに重視するのか、どのような納まりか、意匠かなど、建築家によって捉え方や表現は多種多様で、ディテールには建築家の個性が現われる。特集では、吉田五十八やアントニン・レーモンドをはじめとする8組の建築家の住まいを、ディテールという視点から見つめ直す。