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[特集]住まいのディテール『住宅建築』No.483 2020年10月号

ディテールの原点は、風雨から建築を守り、住まい手が使いやすいような工夫をすること、つまり技術だが、それを美しく見せることも、建築が使い手に長く愛され住まい続けられていくための、ある種の技術とも言えるだろう。また、詳細図は住まいを職人と共につくりあげていくための重要な伝達手段でもある。
住まいのどの部分をとくに重視するのか、どのような納まりか、意匠かなど、建築家によって捉え方や表現は多種多様で、ディテールには建築家の個性が現われる。特集では、吉田五十八やアントニン・レーモンドをはじめとする8組の建築家の住まいを、ディテールという視点から見つめ直す。

吉田五十八──住宅の美学 
「猪股邸」 設計=吉田五十八研究室
文・解説=野村加根夫

写真=平山忠治

写真=木寺安彦

武藤章──心地よさを生むディテール 
「吉祥寺の家」 設計=武藤章研究室
住宅のディテール 文=武藤章

写真=秋山実

写真=秋山実

アントニン・レーモンド──住空間の骨格と家具 
「軽井沢新スタジオ」 設計=アントニン・レーモンド
アントニン・レーモンドのこと 文=北澤興一

写真=秋山実

益子義弘──住まいの確かな「場」を求めて 
「箱根の家」 設計=益子アトリエ/益子義弘
ディテール考 文=益子義弘

写真=鈴木悠

大野正博──ディテールの標準化 
「台の家」 設計=DON工房/大野正博
DETAIL 文=大野正博

写真=傍島利浩

写真=傍島利浩

部分詳細図集

屋根・壁廻り
オークヴィレッジ木造建築研究所/上野英二

写真=齋部功

台所廻り
アンドウ・アトリエ/安藤和浩+田野恵利

写真=飯貝拓司

枠廻り
唯島友亮建築設計舎

写真=金田幸三

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