[シリーズ]森と人と建築と 皮膚と建築──環境を統合する力 企画・監修=落合俊也 『住宅建築』No.494 2022年8月号
これまで、太陽、自然、人、それぞれのリズムが結びつき、それを五感で感じること、そしてそれを建築に取り入れていくことの重要性を訴えてきた落合さん。今回は人の五感の一つである「皮膚感覚」に注目します。これまであまり話題にされることのなかった皮膚が、実は森林のような環境のなかで多様な情報を感知していることが分かってきました。皮膚感覚の研究者である山口創さん、山伏である長谷川智さんのお話をうかがい、皮膚という視点から建築を捉え直します。(写真=東海林美紀)
失われた皮膚感覚を育む 山口創×落合俊也
INTERVIEW WITH 長谷川智
「正しい」体と心と環境を求めて
──山伏はなぜ山に行くのか