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[特別記事]建築家×地方企業 老舗の歴史を 建築で未来へ繋ぐ

160年前に創業した岡山の「廣榮堂」。「きびだんご」で知られる老舗和菓子店です。本店建物の老朽化にともない建て替えられることとなり、岡山の建築家、大角雄三さんが設計を手掛けました。骨太な柱梁の力強く開放的な空間、漆喰と杉板の外壁に瓦屋根の外観。伝統と新しさを感じさせる「現代民家」がつくり出されています。この建築が働く人や訪れる人にとって居心地の良い場となり、店の歴史を未来へと繋いでいきます。

歴史と伝統を現代民家として表現
「廣榮堂 中納言本店」
設計=大角雄三設計室
写真=畑亮

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